下北沢Ｒハイツ　４０２

昨日、無事に引っ越した。

朝早くに、義父・母が車で来てくれ
昼に引越し屋さんが来るまでのあいだ

お母さんは、新居であやぼうを見ていてくれ
お父さんは、何度か家と家を行き来してくれた。

私はＲハイツの中、担当。

隠れてアイスをこそこそかじりながら、
最後まで荷造りと荷分け。

中腰姿勢が、胃につかえ堪える月齢。。
しゃがむ度に、ビキニラインがミシッと痛む。

お父さんには、重い段ボールは引越し屋に頼んであるので
それ以外の、こまごました物を運ぶようにお願い。しかし

ハッと気づくと、なんでか重い段ボールのほうを運び降ろしていて
腰が痛い、首がおかしいと言っては、自分を痛めてつけてた・・

そうして予定時刻より早く、引越し屋さん現る。

ボサーーー 




コイツ、、

すげぇ。



現れたのは、金髪の巨人と、その相方である
在りし日の世良公則か真島昌利のような、ターバンスタイル男。

巨人が４Ｆ～２Ｆに運び、ターバンが２Ｆ～トラックへ。

巨人は、巨人特有の『モワ～』っとした発声で聞き取りづらいが
どんなに重いものでも、一人で持ち上げて運ぶ。

さすがに無理だろうと思われた、１００キロはある冷蔵庫も
布をかぶせて、怪力で持ち上げた。

けんさんは、口を開けて呆然と立ち尽くし彼を見てた。・・・

ぴょこ
ぴょこ・・・

やる気出す
のか出さない
のか、どっちか
わからない人。

巨人の手伝い
は、しない。

けんさんは、お父さんと一緒にいて別行動だったので
最後に本気を出したのかどうか、結局不明だった。

私が新居に移動したあとの、古い家の掃除など
後片付けは全部やってくれたようだった。

ひょこ
ひょこ・・・








金髪の巨人、
さようなら
そして
ありがとう・・







日常生活では、持てないものなど無さそうな巨人さん。
きっと、信じられないくらい大食いなんだろう。

オリジン弁当だったら、一人でいくつ位いけるんだろう・・・

燃費も悪そうだけど、怪力を持て余した彼は
格闘家でこそなければ、引越し屋がまさに天職！

けんさんは、自分の力は、巨人さんの力の
十分の一位しかないと確信し、争うのはやめたと負け惜しみ。

争う必要、なし。

写真を
撮ってと頼み
ポーズを
とってたのに、

あとから確認
したら、
腹とリンゴ
しか写って
いなかった。