下北沢Ｒハイツ　４０２

この日、日中はさわやかサンデー。
昨晩は失敗に終わった、餅を背負わせ歩かせる一歳祝いの儀式。
機嫌がいい時を見計らい、リベンジなるか。

餅を広げた
だけで、
なんとなく
状況を察知
したか？

うっすらと
涙ぐみ、、
ひきつり
はじめる
敏感ＢＯＹ。

靴も履いて
スタンバる。
 









いやだ！！

なにこれ！？
おもいよー！
たすけてー！！


















 おもいって
いってるのに、
もうやめてー！

無理矢理
祖父母に
両手をひかれ、
壮絶な儀式に
なってきた。

一応パタパタ
と、あるく・・・












ハイ！！
モチ儀式
終わりだよ！

ああああ～

準備だけ
時間かかり、
ものの数分
で、儀式
終了す。

これからも、
健やかに
育って
下さい・・







朝はまずまずの天気だったので、この日も海へ行くことに。
向かうは、湯河原海水浴場。
湯河原は、なんだかヤンキー？や、ヤーさん風の人が多い。
(偏見か？スミマセン・・)
海水浴場付近になると、駐車場の客引きが増えてくる。
数十件立ち並ぶ海の家と、どうやら提携している場合が多い。
偵察ぎみに徐行して進んでいると、恰幅の良い
いまどき見事なパンチのおっさんに、ズイズイ心の隙間に入られる。
とゆうより、私も恐らくはけんちゃんも、パンチ部分に見とれていた。

駐車場代・海の家休憩代・シャワー代、全て込みで三千円だそうだ。
二人だけなら、見てもいない海の家を利用するはずもなく
迷わず却下していたであろうが、今年はあやくんがいる。

安心と心のゆとりを、パンチから三千円で買うことにした。

海の家、
到着。

果てし無く
端っこで、
生活感
いっぱいの
雰囲気だが
まぁよかろう。

おっと！
貴重品預け代
別途２００円
とられる。
(その都度)
パンチの奴・・








お！？
畳が気に
入ったの？
調子出てきた。

親戚の
お下がり
ミ○ハウス。
あえて
オールドスクール
な感じで、
良しとしよう。












おいっちに、
おいっちに、
昨日とは
ちょっと
違うぞ！

あやくん、
半ケツだけど
その調子！
お父さんの
ビキニも、
今日も
快調！
ハミ出したら
すぐしまおう！








人のこと言えず、産後に体型が変わったのか
私のビキニからも、色んなところから色んなものが
ハミ出まくっていた。(痩せたはずなのに)

まだ授乳中だし、これはチ○ビであってチ○ビではない！
もし見たら、見たやつが悪い！とゆう、全くもって
意味不明なオバサン根性が芽生え始めていることに、
一抹の不安を覚える。
静かに、
大地の
エナジー
を感じて
いるのか。

砂の
コンディション
を確かめて
いるのか？















トテトテ、
一人で
歩き
始める！

しばし
見守ろう。

















 
警戒しつつ、
だんだん
慣れてきた
ようす！

けんちゃんを
チラ見。















二日連続で
挑戦した
甲斐あってか、
海が少し
好きなったか？

ご満悦！
















今年、また
海に来ようね！

「・・・。」

ほくそえむ、
一歳の
あやくんで
あった。




完。